とにかくネイルが好きなこと
当然ですがそもそもネイルケアやジェルネイルなどに興味がないと、スクールに通っても長続きしません。
もちろん「高い授業料を支払ってでもネイルスクールに通いたい」と思っている方は基本的にネイルが好き、または興味を持っているのでこの条件はクリアされていると思います。
爪が綺麗だとそれだけで自然とテンションが上がりますし、自信がつくような気がして、私はセルフネイルから始めました。
簡単な事なら独学でもある程度勉強出来るのですが、難しい技術を使った施術になると独学では習得出来ません。
ネイルが好き+飽くなき向上心を持つ事が、ネイリストとして成功するために必要なスキルなんじゃないかと思います。
惜しまず努力すること
ネイルの世界は日々進歩していて、どんどん新しい技術やデザインが生まれています。
そのため最新のネイル技術やデザインの講習会・イベントなど積極的に参加したり、資料を取り寄せて検討してみるなど、常に自分のレベルをアップデート出来るように磨かなければなりません。
もちろん何でも出来れば良いと言うものではなく、ジェルネイルだけに特化したネイリストもいます。
ただ自分の得意なジャンルでどこまで技術をブラッシュアップ出来るかはとても大切。
また、技術や知識も大切ですが、少しでも気持ちよく施術を受けて頂くために接遇マナーも勉強しなければなりません。
「このレベルでいいんだ」と思った瞬間から、ネイリストとしての成長は止まってしまいます。
惜しまず努力し続ける気持ちはとても大事です。
細かい作業ができる集中力
ネイルの仕事は細かい作業がとても多いです。
短時間に効率的に施術するためには手際の良さや準備も必要ですが、施術に対する集中力がなければ最後まで終わりません。
集中力を2~3時間切らさずにずっと施術出来るのであれば、ネイリストに必要なスキルが身につけていると考えてOKです。
飽きっぽい人だと10~15分で集中出来なくなってしまうので、集中力が数時間続くだけでも大きな才能です。
細かい作業については、もともと器用な方が有利でしょう。
でも練習して慣れる部分もたくさんあるので「不器用だからネイリストにはなれない」と決めつける必要はありません。練習あるのみですよ。
コミュニケーション能力
施術中はお客様とお喋りする事が多いので、コミュニケーション能力は必須です。
1対1の対話なので気を遣うのですが、メインはネイルの施術なのでお喋りばかりで作業が進まないようでは困ってしまいます。
悩み事や日頃の不満などをお話されるお客様もいるので、聞き役に徹するのが大事。
お客様に上から目線でアドバイスしたり批判するのではなく、受け身の姿勢で話を聞く方が波風が立ちません。